Amazon採用担当がAI?!しかし既に使用されていない理由とは?
AIが願書判定を下す、採用システム!
こんにちは。金賢守です。
先日海外ドラマから女性の昇進について、記事を書きました。
海外ドラマ「SUITS」から発見。アメリカの男女昇進の差 - 金賢守(キムヒョンス)のビジネスマンブログ
男女平等の実現途中であることを確認したのですが、Amazonの採用でAIを採用したところ「女性求職者不利の結果が出ている」ことがニュースになりました。
100名ほどの願書をAIに見せると、5秒ほどで「優良判定」を出すということ。
願書の自己分析などを読み、その中でAmazon採用希望の人材との共通点などを、瞬時に弾き出し選別するそうです。
その中で、女性であること、または女性限定の部活をやっていたことがわかると、採用得点を下げたり、不合格の結果を出していました。
今はそのAIシステムの使用はされておらず、
問題ないとのことです。
原因はIT企業の志願者の多くが男性なので、「男性有利の傾向が出るようになったのでは?」とういうのが今のところの推測です。
世の中でAIの話題は豊富ですが、それと一緒に「どう付き合うか」、そして「AIが考え出すことが苦手分野なので、そこで勝負」、など話を聞きます。
仕組みを作り上げれば自走するAIですが、人間にしかやはりできない領域もあります。
まず0から1となるシステムを作り上げるのは、人間でないとできません。
今回は作り上げる過程で、製作者の思想を色濃く反映した結果ではないでしょうか。
やはりAIはすごい能力ですが、人が得意な
心を通わせる、コミュニケーションを主体とした仕事。
そこに自分は力を入れていきます。