休日課長は副業を先取り?!
こんにちは、金賢守です。
ゲスの極み乙女というバンドが好きでよく聞いています。
芸能ニュースで色々と話題になった時期もありましたが、ずっと聞いています。
そんなゲスの極み乙女のベーシスト「休日課長」についてご存知ですか?
名前の通り元会社員をされていました。
入社3年目まではバンドと会社の2足の草鞋。つまりWワークされていたんです。
その会社との両立のエピソードに学びが詰まっていたので紹介させてください。
まずは会社への活動の報告について!
会社自体が副業禁止をしていたのもあり、ご自分から会社にバンド活動をしていると報告をされたそうです。
その際に会社にバンド活動の条件として、
・バンドでの収益は一切受け取らない。
・活動は土日で行う。
この条件を自ら提示したので、上司も快諾してくれて無事両立がスタートしました。
自ら正直に話して、どうしたら両立できるかを考え、先回りしてどうやったら受け入れて貰えるのかを行動で示した話に感心させられました。
続いてバンドメンバーの支えについて!
まだ駆け出しで、バンドとしても金銭的な余裕があまりない時期に、日曜に地方ライブが終わったあとメンバーは車で帰宅。
しかし、休日課長は会社があるので新幹線で帰宅。
1人でも新幹線の移動は金銭的に負担だっただろうけど、会社との両立を掲げる休日課長を応援するメンバーの心遣いを感じました。
ライブ日程を組む時にもボーカルの川谷さんが、会社の休みの土日にしよう。
水曜が会社のノー残業デーだから、平日開催の時は水曜にしようと率先してスケジュールを組んでくれたとの事。
川谷さんの「こいつと一緒に仕事がしたい」そんな気持ちと、そう思わせる休日課長のスキルと魅力を感じる素敵なエピソードです。
最後に会社退職について!
徐々に有名になり、会社でもバンド好きの同僚に気づかれたり、バンドとしても紅白出場を目前となった時、ついに会社を退社したそうです。
その際の上司との感動エピソードを紹介します。
上司に退職の相談をした時上司から
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「もし10年後、バンドでも仕事でも成功しているとする。
その時にどっちを選ぶか現時点ではっきりしているのなら
そっちの道に進んだほうがいい」と話してくれたんす。
辞めろとも、辞めないでとも言わずにね。その上で、
「もしも会社に残るとしたら、一緒にこういう仕事をやろうよ」
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(参考からの抜粋)
休日課長は、バンドを理由に会社の仕事を手を抜くことはなかったそうです。
逆に、人より早く出社したり、自分から新企画に手をあげたり
むしろ他の社員より積極的なようにも思います。
こうした態度で示している姿を上司は見ていてくれたんではないでしょうか
私自身、休日課長の姿から
素直でいること、全力でどちらもやることを学びました。
副業が原則容認と国が方向転換し変化のタイミングに私たちはいます。
ただ上司は本業1本で仕事に打ち込んできた方だと思います。
価値観の相違は多くあるでしょう。
だからと言って諦めるのでなく、共に一生懸命な姿を行動で示すこと。
そんな熱意から価値観は変えていけるのではないか。私はそう思います。
参考:
副業禁止のサラリーマンがゲスの極み乙女。でベースを弾きながら会社とバンドを両立していた日々のこと|休日課長インタビュー | Dybe!