こんにちは、金賢守です。
フランスで50年にわたり ミシュランの最高評価である、三つ星に輝き続けるレストラン『メゾン・トロワグロ』。この世界的な名レストランを率いるミッシェル・トロワグロが発した名言を紹介したいと思います。
「自分にとって非常に感動的なことは、人生の晴れの日、結婚記念日や誕生日などに、お店に来てくださるお客様が絶えないことです。先日も『トロワグロに来るのが私の夢でした』と言って、90歳のおばあさんが来てくれましたが、それは衝撃的にうれしいことでした。この仕事の醍醐味は、そんなところにもあると思っています」
祖父のジャン・バチスト・トロワグロが、このメゾン・トロワグロを創設し、父は2代目オーナーシェフのピエール・トロワグロ。3代目となるミッシェル・トロワグロは、ローザンヌ、パリ、ニューヨーク、ブリュッセル、ロンドンの有名なレストランで経験を積み、1983年にメゾン・トロワグロで活動を開始し、1996年にオーナーシェフとなります。
また、2004年にはフランスの最高栄誉章レジオン・ド・ヌール勲章を授与され、2006年東京・新宿のハイアット・リージェンシー東京内に、「キュイジーヌミッシェル・トロワグロ」をオープンするなど、日本でもその一流の料理人の心得を貫き続ける姿は、尊敬そのものです。
一流、極めた人だからこそ言える言葉があり、伝わることがあると思います。三つ星に輝き続けることは簡単なことではありません。それだけ今もなお、進化し続けているということなのでしょう。